城北中央公園のイチョウ、暮に
2014.12.30 11:32|散歩・東京|
「城北中央公園の暮」(muse mini sketchbook)
今年も後二日、色々な散歩体験が出来た年でした。近くの城北中央公園で出会ったイチョウに妙に親しみを感じました。晩秋から根津神社でずっとイチョウに向き合って来たせいでしょうか。イチョウは2億年の昔から生き残っている最古の樹木なんだそうです。生命力がありますね。池袋近くの鬼子母神には信仰対象になった大イチョウがあります。
この一年、線スケッチを描いていて一番勉強になったのは人物描写です。永沢先生の主導されている「都市画」に取り組んだおかげですが、現実の都市の風景をダイナミックに写生すると動いている人物描写が欠かせないものになります。動く人物は難しいテーマでした。
1991年の永沢先生の著作「東京人間図鑑(草思社)」で東京ならではの魅力は他の国の都市では決してない独自のものとして不可思議な街と人間の並存ぶりを指摘しておられます。つまり、人間の西洋化に街の西洋化が追いついていず、人間の顔が複雑でないかわりに街並みは深刻な複雑さを見せているということです。この点にワクワクしながら描かれておられたとのことです。そのときから24年、四半世紀後の現在も余り変わらないように思います。むしろこの魅力は、例外があるかもしれませんが日本独自の都市の魅力になっているかもしれません。
私のブログも始めて一年近くになります。多方面の方々からありがたいアドバイスと激励を頂き、なんとか続けることが出来ました。感謝がいっぱいの年になりました。背を押して頂いた皆様に心から御礼申し上げます。どうぞ良い年をお迎えください。
今年も後二日、色々な散歩体験が出来た年でした。近くの城北中央公園で出会ったイチョウに妙に親しみを感じました。晩秋から根津神社でずっとイチョウに向き合って来たせいでしょうか。イチョウは2億年の昔から生き残っている最古の樹木なんだそうです。生命力がありますね。池袋近くの鬼子母神には信仰対象になった大イチョウがあります。
この一年、線スケッチを描いていて一番勉強になったのは人物描写です。永沢先生の主導されている「都市画」に取り組んだおかげですが、現実の都市の風景をダイナミックに写生すると動いている人物描写が欠かせないものになります。動く人物は難しいテーマでした。
1991年の永沢先生の著作「東京人間図鑑(草思社)」で東京ならではの魅力は他の国の都市では決してない独自のものとして不可思議な街と人間の並存ぶりを指摘しておられます。つまり、人間の西洋化に街の西洋化が追いついていず、人間の顔が複雑でないかわりに街並みは深刻な複雑さを見せているということです。この点にワクワクしながら描かれておられたとのことです。そのときから24年、四半世紀後の現在も余り変わらないように思います。むしろこの魅力は、例外があるかもしれませんが日本独自の都市の魅力になっているかもしれません。
私のブログも始めて一年近くになります。多方面の方々からありがたいアドバイスと激励を頂き、なんとか続けることが出来ました。感謝がいっぱいの年になりました。背を押して頂いた皆様に心から御礼申し上げます。どうぞ良い年をお迎えください。